親知らず(wisdom tooth)

親知らずを抜いてしまいました。アメリカに来てまで何やってるんだかという感じもありますが...。

自分の親知らずがどんな風になっているかは実は日本にいた時は知らなくて、アメリカに来て初めて知った感じ。なんと、下の歯は横に生えてるではありませんか!というちょっとした驚きと、そういうのは意外と普通らしいことぐらい。まぁ、口の中を見てもちょっとだけ頭だしているという感じでしたが。上の歯は普通に生えて来ていてまぁ問題なかったわけです。実はこの上歯の片方に虫歯が出来て来たらしい...。アメリカの食べ物は凄いですね。どんどん歯を溶かします。ほんとかどうか確かめるすべはありませんが、親知らずを残すメリット(痛く無い)とデメリット(下の歯が虫歯とかトラブルになった時とっても大変)を天秤にかけるとデメリットが上回るかなと思って親知らずを抜く事に決めました。

なんか、そんなの日本でやっとけっていう気がしますが、もういまさらなんで何とも言えず。とりあえず、話を聞いてみると40分ぐらいで、上の歯は引っこ抜いて、下の歯は2つに分割して取り出し、取り出すお値段は208ドル(保険適用後)という、日本でやるのとたいして変わらん値段でした。(ただ、この相談料?自体が数十ドルというなんだかなーという値段ですね。日本と比べると。)

ではお願いしますということで、病院予約して、先日引っこ抜いてきました。あれ、麻酔するから抜けるときにずぼっとかそういう感覚無いもんなんですね。なんか、ぐりぐりやって抜けたらさっさと次に行くので作業が終わったら、あーぬけたんだと気がつく感じ。下の歯は「ちゅいーん」となんかグラインダーみたいなので歯を分割したらしく歯を切ってる音はするんだけど、何やってるか見えないのが残念。まぁ、下の歯もちゃんと取れたみたいなんで良いのですけど。ローカル(歯茎付近)の麻酔だけでお願いしたので、やってる音とかは全部わかった。けど、他にはもう少し広範囲のますいとか全身麻酔(だとおもう)とかも選択できて、全身とかの場合は8時間前は物を飲み食いしないようにするとか、運転をしばらくしないとか気をつけないといけない。

抜歯前はどきどきでしたが始まってしまえば、痛くも無くさっさと終了した感じであとはガーゼをかんで血を止めて処方箋もらって家に帰るだけでした。記念に歯をもらっとけば良かったけど、言うの忘れてた。くれるのかどうかしらないけど。

病院は直接薬はくれないので、処方箋をもらって近くの薬局(スーパーの中とか、色んなところにある)にいって薬をもらわないといけない。もらったのは以下の2つのタイプでした。


ペニシリンは普通に抗生物質で指定された通り飲んどけば問題ないはず。むしろ、途中で止めたら耐性菌の原因になるかもってことでやめてはいけない。2つ目のやつは鎮痛剤でas needed とあったので必要なければ飲まなくても良いみたい。調べてみたら麻薬性鎮痛薬ってので日本ではあんまり処方されないものでモルヒネに似た麻薬があるそうな。アメリカでは結構一般的だけど、乱用されて問題にもなってるらしい。体が大きいからか、ちょっと眠い以外にはなんにもないんだけど...。2日たって試しに止めてみたら痛みも無いのでとりあえずは順調にいってるっぽい。

他に市販の鎮痛剤を飲んだらいいよって言ってたんだけど、それがイブプロフェンとかで、最初いきなり言われてちょっとわからんかったんだけど、綴りを書いてもらって理解した。日本では、薬の成分じゃなくて、製品名(バファリンとかルルとか...)が頭に浮かぶからちょっと不明だったけど、アメリカとかって成分が主体なのかな。まぁ、何にしても買ったけど実は必要なかった。結局、処方された鎮痛剤が聞いたのか痛みはほとんどなかった。

というわけで、来週また経過検査があるけど特に問題ないと良いのだが。サンクスギビング前に色々めんどうなのはいやだからねー。