2008年10月5日はポートランドマラソン

朝早めに起床

今日は、朝の4時に起きるつもりだったのだが、3時40分ごろに目が覚めた。20分ぐらいの違いなので、起きてご飯を食べることにした。おにぎり2つ(前日に用意)とバナナ2個を食べた。水もがぶがぶ飲んでおいた。軽く柔軟をやって体を温めて前日に用意しておいた服に着替え、5時半ごろ家を出て車でダウンタウンへ。荷物を預けるか悩んだ後、車に置いておく事にした。雨も降ってなかったのと、ジャージがいるほどまでは寒くなかったからだ。


そして、ボランティアの受付場所へ



...、ではなく、ランナーの並ぶ場所辺りに向かった。一週間前じゃ間に合わないので、事前に登録しておいたので参加できた。



というわけで、ポートランドラソンに参加してきました!忘れないうちに、マラソンの記録を書いておくことにします。長いから気が向いたら読んで下さい。


レース前

レース前に1度トイレに行っとくかと思って、列に並んだが、列が長い。。。30分あれば、大丈夫だろうと思ったら、順番回ってきたときには、一番最初の組(2時間台で終わっちゃうような人たちね)がすでにスタートを切った合図が聞こえてきてしまった。
うーん、まずいなーとか思いつつ、トイレ出てみたら4時間台はまだスタートしてなくてスタートに間に合った。4時間30分の組に入って(4時間30分で到着するペースメーカーの人が居る)、レースを開始した。ほんとは、5時間ぐらいかかると思ってたんだけど...。
(ちなみに、トイレで遅れたとしても、靴につけたチップでタイムを記録するので、記録時間は、先頭のスタートではなく、自分がスタートラインを過ぎた時なので、問題ない。ただ、先に遅い集団があるので、その辺で、引っかかると最初のうちは走りにくくなる。)

ラソンスタートからハーフまで

自分たちの組が走り出したので、団子になって一緒のペースで走った。ちょっと遅いなーと思いつつ、そのペースでしばらく走った。ウェブサイトのマラソンの走り方みたいなページによると、最初の5キロぐらいはゆっくりぐらいでちょうど良くて、体が運動するための準備する時間を作ったほうが後々楽みたいな風な記述があったので、その辺を考えて、団子集団のままペースで行くことにした。3マイル(1マイルは約1.6km)ぐらいを過ぎると徐々にバラけてきて走りやすくなった。


ポートランドラソンのコースは、4マイル辺りから、11マイルぐらいまで比較的平坦な道になっているのでこの辺は走りやすかった。後に響くのであまりとばさないような記述をウェブで読んでたんだけど、元気なうちにちょっと貯金したいなとか思ったりして少しペースアップした。ほんとは、間違ってるのかもしれないけど、自分のスタミナを信用してないので、楽なうちに進むことにした。


9マイル付近で、折り返し地点をターンしてからも、しばらく平坦な道が続いた。このころから雨が降り始めたと思う。天気予報は、太陽+雨みたいな感じだったのに、太陽無しで、曇りから雨になった。ポートランドラソンは、晴れがほとんどですとかサイトに書いてあったのに...。9000人ぐらい参加しているみたいなので、雨男は俺じゃないはず...。


途中で、水や栄養補給(汗とともに流れ出るミネラル、消費したグルコースとか)とかのドリンクがあるんだけど、汗かきなので、脱水症状が怖い。なので、出てくるドリンクは、ほぼすべて飲むことにした。飲んだ直後、おなかがうへーっていってるような微妙な感じになったけど...。さすがに飲みすぎかなと思ったが、ガス欠になって動けないのはいやなので、気にしないことにした。(トレーニングで1度だけ、足が棒のようになって、歩くのさえつらくて、家に帰ったら、風呂場で座り込んだことがあったりする)。

ハーフから20マイルまで

このまま走って、ハーフを通過した(13マイルと少し)。ハーフを越えた少し先の距離までは、練習で走っていたのでなんとかたどり着けるのはわかってたんだけど、その先は初めてなのでちょっと不安だった。この辺りは、住宅街の中を走り抜けるコースが続いた。家の外観なんかを楽しむ余裕までは無かった。そのエリアを過ぎてしばらくすると16マイルから17マイルぐらいのところで、長い登りが続いた。これがなかなかきつかった。まだ、元気があったのでなんとか歩かずに登りきることができた。


St. Johns Bridge の真ん中で17マイル到達。ここは初めて来たのと、雨でもそれなりの眺めで、晴れてたらもっと良かったのになぁと思いつつ通り過ぎた。ここは、ひとつの目標だったのでそのまま通過できて満足。紹介の写真では、沢山のランナーが走ってたりするんだけど、もっとばらけてるだろって思ってたら、ランナーは普通に延々と続いてた。市民マラソンであってオリンピックじゃないからね。


ここからはしばらくは、下りが続くんだけど、上りと下りを比べてどちらが良いかと問われると、下りが良かった...。下りにつかう筋力が残ってたからかもしれないけど...。

20マイルからラストまで

この先は、練習で走った距離であれぐらいとか思いつつ走ってたけど、徐々に速度が落ちて抜かれ始めた。足が前に進まなくなってきてしまった。20マイルから23マイルの間で、上りになると、きついので、歩きを少し入れた。下りはもったいないので、走った。ただ、歩きをすこし入れて走っても、この辺りではヘロヘロなので、ラップタイムがあんまり変わらなかった...。そして、ついに貯金を使い果たし、4時間30分のペースランナー(とそのグループ?)に抜かれてしまった。まぁ、ラップタイムで、12分台を連発してたので、しょうがないなーと思ってた。


23マイル(だったと思う)ぐらいの途中で、ちっちゃなカップに入った飲み物を配ってたので、とりあえずもらって、飲もうかと思ったらビールだった(涙。舌をつけただけで、ポイしときました。飲んでも良かったんだけど、サイトとか見てみると、マラソン後は肝臓が弱ってるので、ビールは控えめにとかあったので、飲むのはやめといた。お酒に強いわけでもないしね。


24マイル以降は、前にちょっと遅いと感じるけど、いい感じのペース配分の人がいたので、なるべく食らいつく感じで走った。もう、アパートの周り2週無いじゃんとか、音楽6曲分ぐらいで終わりだとか考えつつ走ってた。


26マイルで終わりーじゃなくて、あとちょっとあるので、なんとか走った。完全にDowntownの中なので、観客がたくさん。うへー、恥ずかしいわ。最後、計測用チップから読み取った名前よばれちゃったりしたけど、恥ずかしいと思うまもなくフィニッシュ。はー、終わったーと、疲れて下向いてたけど、写真撮るから前向いてフィニッシュポーズをした方が良かったんだった...。後の祭り。そんな余裕はありませんでした。


というわけで、記録は、4時間40分46秒でした。

レース後

この後は、NASA開発(嘘)のスペースブランケットをもらって、体を暖めつつ、水、冷たいチョコミルク、アイスとかがあるので、もらって飲んだり食べたりした。というか、座らせないのはどんな拷問?て思うぐらい座りたいんだけど、ずっと走ってたので、歩き続けるべきというような説明がパンフレットにあったのでなるべく歩くようにした。色々フルーツやビスケットがあったので、つまんでおいた。でも、座りたかった...。


落ち着いたところで、よくわからないけど、バラをもらう(1輪だけね)。完走した人用のTシャツももらう。ボランティアの人は日本人ぽかったんだけどわからん。というか、疲れてて、英語が出てこなくてLサイズだけ言ってTシャツもらった。もうちょっと、ちゃんとした英語を喋らないと反省。


フィニッシャーゾーンでやることは終わったので、もう車にもどって家に帰って、シャワーを浴びることにした。このころには雨もほとんどやんやんでいた。物を預けなかったので、車に戻りジャージを着て暖かい格好をして帰宅した。

感想など

水などを走りながら飲むのはちょっとつらかったので、飲み物を飲むときと、後半少し歩きを入れたけど、何とか完走できた。持久力はあんまり無いので、5時間はかかるだろうなと思ってたけど4時間台で終われた。というか、4時間台でもこんなに大変なんだね...。オリンピックで遅いっていっても2時間台なんだけど普通にすごいよ。あと、音楽を聴きながら(古いiPod shuffleが役立った!)走ったんだけど、準備しといてよかった。音楽に集中して足から意識をそらして、ちょっとだけ疲れを忘れることができた。


走ってたときは、なんでこんなのに参加してるんだろうとか、もう足うごかねーとか思いつつ走ってたけど、家に帰って休憩してからは1回ぐらいマラソン走ってみるのも良いねとか思ったりしてる。今のところ人に勧めはしないけど...。今日はもう、足動かないよ。明日、会社を休暇にしといてよかった。


ちなみに、家を出るときに体重を計ってたんだけど、帰ってきて計ったらほとんど変わらなかった。(レース後に飲み食いしたので)ということは、レース中の飲み物の飲みすぎというほどでも無かったのかもしれない。


沢山のボランティアの方々、沿道の応援の方々が、飲み物や道案内など、雨の降る寒い中対応してくれたことで、完走することができたと思う。本当にありがとうございました。



完走のTシャツとメダル

(注: 結果を確認してみようとする人がいたら...。結果を表示するサイトが落ちたりしてたので、まだ完全に復旧してないのかも。名前検索はまだうまく出なかった。Overallで探すと結果が出てた。)